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種を記載する  生物学者のための実際的な分類手順
ジュディス・E・ウィンストン著
馬渡峻輔・柁原宏訳 種を記載する  生物学者のための実際的な分類手順
ジュディス・E・ウィンストン著
馬渡峻輔・柁原宏訳
本書は,研究の過程で未記載種を発見した研究者が,新種記載論文を執筆する上で必要となる背景調査の方法と,論文公表までの手順を解説することを主眼としている.分類学を専門としない生物学者が,記載論文執筆の過程で出くわすかもしれない分類学的問題を提示し,そうした問題を解決するための案内書となることを意図した.本書はまた,生物学や古生物学を学んでいる学生に実際的な分類学の基礎を紹介することも目的としている.(本文より)

本書は長らく品切れになっていましたが、2020年7月末に増刷しました。
 
定価 7,800円+税
アレクサンドル・デュマ モンテ=クリスト伯爵
1815年2月,マルセイユ,モレル商会の持ち船ファラオン号は積荷を満載して帰港した。船を操るのは弱冠19歳の副船長エドモン・ダンテス。航海中に船長が急死したため,有能で人望もある彼が船長の役を務めていた。船主のモレル氏は満足し,次の航海から彼を船長に昇格させることを決めた。だが,その翌日,恋人メルセデスとの婚約を祝う宴会の席に官憲が踏み込み,ダンテスは逮捕される。彼の出世を妬む船の経理係ダングラールとメルセデスに懸想するフェルナンが共謀し,当時エルバ島に流刑中のナポレオンの帰還計画に彼が加担していると密告したからである。さらにダンテスを取り調べた検事代理がボナパルト派の実父の名が表に出ることを恐れ,一切を闇に葬るために彼をマルセイユ港外の牢獄,イフ城に送り込んでしまう。ダンテスは絶望のあまり自殺を図るが,別の囚人,博識のイタリア人神父の推理によって自分の不幸の原因を知り,必ず脱獄して復讐することを誓う……。『三銃士』『王妃マルゴ』など歴史小説で有名なアレクサンドル・デュマが19世紀前半のフランス社会を巧みに背景に取り入れて描く壮大な復讐譚。愛も地位も未来も理不尽に奪われた男が神に代わって復讐することは許されるか? 1844年の連載以来今日まで世界中で読み続けられる大衆小説の一級品,復讐譚の典型を新訳で世に送る。
●大長編を一冊完結 ●挿絵295枚収録 ●斬新な横組み
A5判変型・ペーパーバック・1486ページ
ISBN978-4-903981-01-7
定価3,800円+税
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